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第5回日本・ミャンマーソサエティ会合のお知らせ
日時:10月22日(土)14:30〜17:30
場所:明治学院大学白金キャンパス本館4階1458教室
アクセス: http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane.pdf?20110311
Campus ガイド: http://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/

講演1:「ベトナムの歩みとミャンマー」住商機電貿易常勤監査役 高山俊朗氏

1997年に住友商事ヤンゴン事務所長としてミャンマーに赴任してからミャンマーとの かかわりを持つようになりました。ヤンゴンには4年ほど駐在しましたが同じアジアの 国ながら日本とは異なる価値観を有するミャンマーの人たちの生き方が非常に新鮮に 映りました。ベトナムには2007年から3年間ベトナム住友商事の社長として駐在し定期 的にミャンマーを訪問しています。
1997年当時ミャンマーもベトナムも軍事政権、共産主義という全体主義的なお国柄で 市場経済を導入してASEAN CLMVの中の2大国として大いにこれから経済発展するといわ れていました。それから10年以上の歳月が流れベトナムはチャイナプラスー1として日 本企業の進出の候補地の上位にあげられるまでになり、一方でミャンマーは経済的には 停滞状況が続いてきました。
本日はかつてミャンマーと同じような状況にあったベトナムの国状と10数年にわたる経 済発展の軌跡を振り返りながら民政移管を遂げこれから離陸しようとしているミャンマ ーのこれからの可能性につきお話したいと考えています。

【高山俊朗氏のプロフィール】
58歳、山梨県出身、京都大学卒業
住友商事入社(一貫してエネルギープラント輸出エネルギーインフラ関連投資に携わる)
海外駐在地:ハンガリー ミャンマー べトナム
現在住友商事子会社(住商機電貿易常勤監査役)へ出向中




講演2:「日本の医療現場で働いて考えたこと」東京医科歯科大学難治疾患研究所 Dr Htay Lwin

(1)ミャンマーの医療機関の状況
◆医学部学生時代ミャンマーの医療機関の治療状況(1980-1988)
◆医大卒業後、ミャンマーで医師時代の医療機関の状況(1989-1996)
◆現在のミャンマーの医学状況
(2)マレーシアの保健省医療機関で勤務した時の経験と当時の医療状況
(3)日本で学んだ医学経験
◆医学研究生、博士生時代に学んだ経験。
◆研究センターに勤務した時に学んだ医療状況。日本の医療システム。

【Dr Htay Lwin ティ・ルイン氏のプロファイル】
出身:ヤンゴン、ミャンマー
1986:ヤンゴン第一医科大学 医学部 卒業
1987〜1994:臨床医、ヤンゴン医学研究所の研究員(ユニセフ世界免疫プロジェクトおよび水と衛生設備プロジェクトチームリーダー)
1995〜1997:マレーシア ブケマタジャン病院内科医師
1998〜2002:東京医科歯科大学大学院医学系研究科 医学博士号取得
2003〜2008: 国立健康・栄養研究所健康栄養調査部流動研究所、京都大学医学研究科、東京大学大学院医学系研究科社会予防疫学分野、慶應義塾大学医学部などにて研究員、客員研究員、助教授として難治疾患 (動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、肥満)の領域で生活習慣と遺伝子の関連や生活習慣に関する疫学研究に没頭
2008〜現在:東京医科歯科大学難治疾患研究所客員研究員、ヨーロッパ循環器士官会員、今泉記念ビルマ奨学会理事 として活躍中


講演3:「日本の情報通信会社で働いて考えたこと」 ソフトバンクBB モウルイン氏

現在の通信会社では、ブロードバンドの上位アプリケーションレイヤーであるBBフォンIP電話 (VoIP)サービスの立ち上げ、国内・国際通信キャリアとの相互接続業務、通信関連制度業務、 サービス企画を経験させて頂いています。
IP電話は10年前から定額制のADSLブロードバンドサービスと同時に普及しはじめ、現在ではIP ネットワーク(NGN、IPv6等)の発展、アクセス回線技術(第3世代、第4世代携帯電話方式)の進歩 により様々なネットワーク上で、様々サービス(光電話、携帯用ソフトフォン等)が登場する ようになりました。100年以上歴史があるコストの高い日本の加入者電話サービスは2025年で 幕を閉じます。
10月22日の講演では、通信会社で勤めて知り得たIP電話サービスおよびライフライン(電気・ ガス・水道・通信・輸送)の一つである通信の歴史、現状と今後の課題を情報共有し、東南アジ ア各国の通信インフラの普及状況を参考にしながら、ミャンマーの通信インフラと経済・教育・ 産業・医療等との関連性について考えたことをお話させて頂きたいと思います。できれば通信 インフラの必要性について皆さんのご意見も伺いたいと思います。

【モウルイン氏のプロファイル】
Pyinmanar,Myanmar出身、麗澤大学国際経済学部卒業
大学卒業後は電気通信機器・部品のOEMビジネス企画・貿易会社やインターネットプロバイダー会社に約6年勤め、2002年1月から現在の通信会社へ転職。
現在ソフトバンクBB株式会社コミュニケーション・ネットワーク本部企画部第1課課長





※人数確認のため、出席予定の場合は「10月15日」までに下記までご連絡頂きたくお願い申し上げます。
会場手配の関係で事前に人数把握をしたいので、できる限り出欠のお知らせをお願い申し上げます。
日本の方々: hikoe07@ybb.ne.jp  江橋正彦
ミャンマーの方々:httlwin1999@gmail.com Htay Lwin
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